指に…

さてレッスンの1コマです。

今年春に私の教室通い始めてくれた、小学3年生のHちゃん。

とても利発なお子さんで、毎回の宿題もキッチリとしてくるHちゃんです。

そんなHちゃんなのですが…

なかなかピアノを弾く指(手)の形が、綺麗になりません。

 

これは、Hちゃんに限ってのことはないのです。

どうしても、ピアノを習いたてのお子さんは、手のお山が上手く作れないのです。

 

大人と違って、手の指の骨や関節は、柔らかく 成長と共にしっかりとした骨格が作られていきます。

だから、ピアノを弾く1本ずつの指は、どれだけ負担が大きいか想像してあげてください。

でもそんな事を思っても、美しくない手(指)で弾き続けてしまうと、良い音色が出せなかったり、動きの早い曲がスムーズに弾けなかったりとこれから支障が出てきます。

 

そのため、今この時期に地道な形作りが、必要に!!

今回は、以前にも登場した『指に靴を履くよ』

 

すると正しい鍵盤の押し方を指がきちんと覚えてくれます。

すると正しい鍵盤の押し方を指がきちんと覚えてくれます。

そして、靴を脱ぎもう一度!!

 

靴を履かせていた時とほぼ同じ指の形になりました。

Hちゃんもコツを掴んだようで、

「お家でも『靴・靴・クツ』と思って練習してみる~!!」と言ってくれました。

また、来週のレッスンで少し変わったHちゃんが、たのしみです。