風船をつかってのレッスン

9月も もう後半になりましたね。

2学期が始まり、あっという間に中学校や高校では『文化祭』や『文化発表会』がありました。

小学生や幼稚園組さんたちは、『運動会』が今週末、来週末と控えていて、親御さんにとっては、学校へ足を運ぶ機会が多い時期となりますね。

 

さて私の教室の生徒ちゃんたちですが、少しづつ夏休みの生活モードから脱出し、毎日楽しくレッスンをしています。

中には、『運動会』の練習で疲れてしまい、ダラダラしてしまう時も…

でもその時は、じっと待ってみたり、やる気の出ることをテンポよく進めてみたり、手を変え品を変えでしております。

 

そんな中、ある日のレッスンで、どうしても和音の響きが“パリッ”とか”パン”というはっきりした音がなかなか出すことのできない生徒ちゃんが多いことに 一大事‼ 

 

そのため、 まずレッスン教材の一つ‼

風船をとりあえず使ってみること

 

この風船…実は、ストロークがくっついていて、普通の風船より膨らましやすくなっています。

おまけに膨らんだあとは、ストローの口から『ぱお~』っと

結構 大きい音が鳴るんです。

昔、幼かったときに近所の神社でお祭りの時に 屋台でよく見かけていた代物だったのに

今の時代 なかなか見かけなくなってしまいましたね。

だから、生徒ちゃんたちも風船を膨らませるのが、なかなかできず一苦労のようでした。

でも、コツがわかると たいていの生徒ちゃんたちは、上手に膨らませることができ、ストロー口から出る妙な『音』を楽しんでいました。

その膨らませた要領でピアノを弾いてもらうと

今まで弾いていた『音』とは、まったく違う

伸びのある、クリアーな『音』が容易に出せるようになっていて

本当に風船1つで こんなに変わるなんて驚きです。

 

それ以上に生徒ちゃん自身も、自分の弾いた音の変わりようにビックリして

先生は嬉しかったわ♡

 

このように みんなが音の違いを分かってくれて、容易に出せるようになってくれるよう

色んな方法を考え 指導できるようにがんばりますね。

 

みんな 綺麗な“音”が出せるようにしばらくは、『風船』で頑張ってね。